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ラウンドテーブルとは?ビジネスでの意味・メリット・成功事例|エグゼクティブ層に刺さる活用法

近年、BtoBマーケティングにおいて「ラウンドテーブル」が注目されている。特にCIOやDX責任者など、意思決定層に直接アプローチできる手法として、多くのIT企業・コンサル企業が活用を進めている。

一方で、
  • ラウンドテーブルとは具体的にどのような形式なのか
  • セミナーと何が違うのか
  • 実際にどのような成果が出ているのか
といった疑問を持つ企業も多いだろう。
本記事では、ラウンドテーブルの基本から実際の議論内容、成功事例、さらには企業の活用方法までを体系的に解説する。

ラウンドテーブルとは?──セミナー・会議との違い

ラウンドテーブルとは、少人数の参加者が円卓を囲み、特定のテーマについて双方向に議論を行う形式のミーティングであり、セミナーとは本質的に異なる特徴を持つ。
セミナーやカンファレンスとの最大の違いは、「参加者が主役である点」にある。
セミナーは講演者から情報を受け取る一方向型の場であるのに対し、ラウンドテーブルは参加者同士が意見を交わし、知見を共有する双方向型の場だ。

そのため、
  • 他社の意思決定プロセスを知る
  • 成功/失敗のリアルな事例を共有する
  • 同じ立場の意思決定者と議論する
といった目的に適している。

ラウンドテーブルとセミナーの違いについては、以下の記事で詳しく解説している

なぜ今ラウンドテーブルが注目されるのか

ラウンドテーブルが注目される背景には、「情報の質」に対するニーズの変化がある。
ウェビナーやオンラインイベントの普及により、基本的な情報は容易に入手できるようになった。
一方で、経営層やDX責任者が求めているのは、公開情報では得られない“実態”だ。

たとえば、
  • AI導入がなぜ現場で止まるのか
  • DXが組織に浸透しない理由
  • ベンダー選定で何が失敗だったのか
といった意思決定の裏側に関する情報である。

こうしたテーマは一方向の講演では深掘りしにくく、同じ立場の参加者同士で議論するラウンドテーブル形式との相性が極めて高い。

その背景には、「なぜCxOはセミナーに来ないのか?」という根本的な課題がある。

ラウンドテーブルのメリット・デメリット

  • メリット

ラウンドテーブル最大のメリットは、議論の深さにある。
少人数かつクローズドな環境であるため、参加者は本音で発言しやすく、一般的なセミナーでは得られない具体的な知見が共有される。
また、参加者同士の関係性が構築されやすく、単なる名刺交換にとどまらないネットワーク形成が可能となる。
企業側にとっては、意思決定層と直接関係構築できる点も大きな価値だ。

  • デメリット

一方で、ラウンドテーブルはスケールしにくいという課題がある。
参加人数は通常6〜10名程度に限られるため、大量のリード獲得には向かない。また、テーマ設計や参加者の質によって議論の質が大きく左右されるため、企画難易度も高い。 さらに、モデレーターの力量によって場の価値が変わる点にも注意が必要だ。

エグゼクティブラウンドテーブルの実態──実際に何が議論されるのか

ラウンドテーブルの価値は「何が議論されるか」によって決まる。実際の場では、以下のような“リアルな論点”が共有される。
実際のラウンドテーブルでは、形式的な情報共有ではなく、参加者の“本音”が交わされる点が特徴だ。

たとえばDXの議論では、

  • 「PoCまでは進むが、本番導入に踏み切れない」

  • 「事業部が動かず、IT部門だけが空回りしている」

といった、公開の場では出にくい課題が共有される。

また生成AIのテーマでは、

  • 「現場では使われているが、全社展開は難しい」

  • 「セキュリティ部門との調整が最大のボトルネック」

といった“導入後のリアル”が語られることが多い。

このように、成功事例だけでなく、失敗や試行錯誤のプロセスが共有される点に、ラウンドテーブルの本質的な価値がある。

  • DX領域

  • DXがPoCで止まる理由は何か
  • 事業部をどう巻き込むか
  • 生成AI領域

  • 実際に業務で使えている領域
  • セキュリティとのトレードオフ
  • セキュリティ領域

  • ゼロトラストの実装課題
  • インシデント時の経営報告

実際の議論事例はこちら :

ビジネス+ITで実施したラウンドテーブルでは、以下のようなテーマで実際に議論が行われている。

これらの議論の特徴は、「正解がないこと」にある。だからこそ、同じ立場の意思決定者同士での議論が価値を持つ。

CxO・DX責任者がラウンドテーブルに参加する理由

経営層やIT責任者が参加する最大の理由は、「他社の意思決定のリアルを知りたい」からだ。

公開情報では語られない、
  • 導入がうまくいかなかった理由
  • 社内調整の難しさ
  • ベンダー選定の裏側
といった本音の情報は、クローズドな場でしか共有されない。

また、参加者同士の役職・課題が揃っているため、議論の質が高くなる点も大きな魅力だ。

実際に参加した経営層からは、
  • 「他社が同じ課題で悩んでいると分かり安心した」
  • 「意思決定のヒントが得られた」
といった声も多く、単なる情報収集にとどまらない価値が評価されている。

関連事例はこちら :

ラウンドテーブルの成功事例(企業活用)

ビジネス+ITでは、これまでに多数のエグゼクティブラウンドテーブルを実施している。
これらのラウンドテーブルは、単なる情報提供ではなく「関係構築」を主目的として設計されている。
たとえば、1回あたりの参加者は6〜10名程度に限定し、同一レイヤー(CxOやDX責任者など)で構成することで、議論の質を担保している。

また、実施後には個別フォローを行うことで、
  • 具体的な課題の深掘り
  • 追加ディスカッション
  • 商談化
といった次のアクションにつながるケースも多い。

結果として、通常のセミナーと比較して「リードの質が高い」「商談転換率が高い」といった特徴が見られる。

主なテーマとしては:
  • CIO向け生成AI戦略
  • DX推進における組織課題
  • セキュリティ投資の意思決定
などがあり、いずれも意思決定層同士の深い議論が行われている。

実績レポートはこちら :

ラウンドテーブルの企画・運営方法

成果を出すためには、いくつかのポイントがある。
一方で、設計を誤ると議論が成立しないケースも少なくない。

典型的な失敗例としては、
  • テーマが広すぎて議論が浅くなる
  • 参加者の役職や課題レベルがバラバラ
  • モデレーターが進行に徹しすぎて議論が深まらない
といった点が挙げられる。

特にラウンドテーブルは「場の質」が価値そのものであるため、テーマ・参加者・進行の3点を精緻に設計することが不可欠となる。

まず重要なのがテーマ設計である。
抽象的なテーマではなく、
  • 失敗事例
  • 意思決定の葛藤
  • 具体的な判断軸
といった切り口が有効だ。

次に参加者設計。役職や課題レベルを揃えることで議論の質が向上する。
さらにモデレーターは、議論を整理しつつ参加者の発言を引き出す役割を担う。

ラウンドテーブルが向いている企業・ケース

以下のような企業に特に適している。

  • 意思決定層にアプローチしたい企業
  • 課題解決型の商材を持つ企業
  • 長期的な関係構築が必要なビジネス

もし、

  • 通常のセミナーでは成果が出ない

  • リードは増えるが商談化しない

  • CxOやDX責任者といった意思決定層にアプローチできていない

と感じている場合、ラウンドテーブルの活用を検討する価値がある。

エグゼクティブラウンドテーブルの実施をご検討の方へ

ビジネス+ITでは、CIO・DX責任者など意思決定層を対象としたラウンドテーブルの企画・運営を多数支援しています。

過去の実施テーマ

参加企業・役職

実施形式

成果事例

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FAQ

よくある質問

Q.

ラウンドテーブルとは何ですか?

A.

少人数で特定テーマについて双方向に議論する形式の会議・イベントです。

Q.

何人くらいが適切ですか?

A.

一般的には610名程度が最適です。

Q.

セミナーとの違いは?

A.

セミナーは一方向、ラウンドテーブルは双方向の議論が中心です。

Q.

どんなテーマに向いていますか?

A.

DX、生成AI、セキュリティなど、正解が一つでないテーマに適しています。

まとめ

ラウンドテーブルは、意思決定者同士が本音で議論する“関係構築の場”である。
情報提供型マーケティングが飽和する中で、その価値は今後さらに高まっていくだろう。
特に、CIOやDX責任者といった意思決定層に対しては、従来の情報提供型施策ではリーチが難しくなっており、ラウンドテーブルのような“対話型アプローチ”の重要性は今後さらに高まっていくと考えられる。
ビジネス+ITでは今後も、エグゼクティブラウンドテーブルを通じて企業と意思決定層をつなぐ場を提供していく。

原島 望
原島 望
SBクリエイティブ株式会社 BIT事業本部 営業部 部長 2003年 ソフトバンク メディア&マーケティング(株)入社。ソフトバンク パブリッシング(株)広告局にて、ゲーム・エンタメ・モバイル雑誌・Webメディアの広告営業に従事。PC・インターネット雑誌、エンタープライズ雑誌の担当を経て、Webメディア「ビジネス+IT」の立ち上げに携わる。年間1,800件のセミナー・リードジェネレーションの企画・集客に携わり、BtoBマーケティング、プロモーション支援を行っている。 各種SNSでも情報を発信しています。ぜひお気軽にフォロー・つながり申請をお願いします。 https://r.sbbit.jp/51/Linkedin https://r.sbbit.jp/51/Eight