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「対策しても事業停止」─ランサムウェア被害が常態化する中、経営判断を誤る企業の共通点

ランサムウェア対策は進んでいる──それでも被害が止まらない。
むしろ今は、「対策している企業ほど被害が深刻化する」ケースも増えています。

問題は技術ではなく、意思決定です。
被害に遭ってからでは遅い今、企業はどこまで備えられているのでしょうか。

2026年3月13日、ビジネス+ITでは
「ランサムウェア対策・復旧 SUMMIT エグゼクティブ・ラウンドテーブル」を開催しました。

本記事では、その議論のエッセンスに触れながら、
今なぜこのテーマが“経営の問題”なのかを解説します。

目次[非表示]

  1. 1.ランサムウェア対策・復旧 SUMMIT 2026 春 エグゼクティブ・ラウンドテーブル 実施概要
  2. 2.ランサムウェアは「防ぐ」から「前提にする」へ
  3. 3.なぜ「対策しているのに止まる」のか
  4. 4.経営レベルでの意思決定が分水嶺になる
  5. 5.エグゼクティブ同士の議論が持つ価値
  6. 6.エグゼクティブ・ラウンドテーブルが提供する「意思決定層との深い接点」
  7. 7.参加したエグゼクティブからも高い評価
  8. 8.【 大型イベント開催予定一覧 】
  9. 9.この筆者の投稿記事

2026年3月13日開催 ランサムウェア対策Summit エグゼクティブ・ラウンドテーブル

ランサムウェア対策・復旧 SUMMIT 2026 春
エグゼクティブ・ラウンドテーブル 実施概要

名 称:ランサムウェア対策・復旧 SUMMIT 2026 春 エグゼクティブ・ラウンドテーブル
開催日:2026年3月13日(金) 10:00~12:30
会 場:日本橋兜町 KABUTO ONE

■ご参加者と企業
日本サイバーセキュリティ・イノベーション委員会 代表理事 梶浦 敏範 氏
徳島県つるぎ町立半田病院 つるぎ町病院事業管理者 須藤 泰史氏
Rubrik Japan 代表執行役社長 高山 勇喜 氏
ALSOK 情報システム部・DX戦略部 部長 戸枝 裕隆 氏
エイジス 執行役員 DX戦略本部長 兼 情報システム部長 後藤 啓太 氏
NSグループ 情報システム部 課長 森下 貴博 氏
Cygames 情報システム本部 本部長 津留 大介 氏
住信SBIネット銀行 システムリスク管理部 部長 細野 高志 氏
トリドールホールディングス ビジネストランスフォーメーション本部 情報セキュリティ推進室 兼 AX推進室 室長 海老 宏知 氏
ベルシステム24ホールディングス テクノロジー管掌 情報危機管理部 部長 谷口 暢哉 氏
マツダ MDI&IT本部 インフラシステム部 主幹エンジニア 渡邉 淳弘 氏
ユニ・チャーム DX推進本部 情報セキュリティ部 部長 鈴木 裕二 氏
楽天インシュアランスプランニング 執行役員 リーガル・コンプライアンス担当 貝原達男 氏
リクルート ICTセキュリティ統括室 セキュリティオペレーションセンター 部長 六宮 智悟 氏
〈ファシリテーター〉中島 正頼(ビジネス+IT 副編集長)

ランサムウェアは「防ぐ」から「前提にする」へ

今回の議論で強く共有されたのは、
「ランサムウェアは完全には防げない」という現実です。

攻撃は高度化し、誰もが標的になり得る環境がすでに出来上がっています。
その結果、対策の前提は大きく変わりつつあります。

・侵入を防ぐことを前提とするのではなく
・侵入されても事業を止めないことを前提にする

この発想の転換が、今まさに求められています。

なぜ「対策しているのに止まる」のか

では、なぜ対策している企業でも被害が拡大してしまうのでしょうか。

議論の中で見えてきたのは、
技術ではなく“組織と判断”の問題です。

・復旧に時間がかかる前提が共有されていない
・初動対応の意思決定が遅れる
・役割や責任の所在が曖昧なまま運用されている

こうした状態では、どれだけ対策を講じていても、
結果として事業停止という最悪のシナリオにつながりかねません。

ランサムウェア対策は、
IT施策ではなく事業継続そのものの問題であることが改めて浮き彫りになりました。

経営レベルでの意思決定が分水嶺になる

ランサムウェア対策が難しいのは、

・投資判断が必要である
・全社に影響が及ぶ
・優先順位の設定が難しい

といった特性があるためです。

その結果、

・IT部門に任せきりになる
・対策が部分最適にとどまる

といった状況に陥りやすくなります。

だからこそ今求められているのは、
経営レベルでの意思決定と優先順位付けです。

実際の議論の詳細については、以下の記事でも紹介されています。

▶ 詳細レポートはこちら

エグゼクティブ同士の議論が持つ価値

今回のラウンドテーブルでは、

・経営層
・セキュリティ責任者

が一堂に会し、

・どこまで備えているのか
・何に課題を感じているのか
・どこに投資しているのか

といったリアルな情報が共有されました。

公開情報だけでは見えない、
意思決定の裏側にある判断軸が議論された点が大きな特徴です。

エグゼクティブ・ラウンドテーブルが提供する「意思決定層との深い接点」

ビジネス+ITでは、こうしたテーマについて
クローズドなエグゼクティブ・ラウンドテーブルを継続的に開催しています。

本取り組みは単なるイベントではなく、
CxOが何を考え、どのように意思決定しているのかを理解し、同じ文脈で対話できる接点を提供する場です。

特徴としては、

・CXO/本部長クラスとの少人数対話
・本音ベースの情報交換
・議論内容のコンテンツ化による認知拡張
・継続的な関係構築による案件創出

が挙げられます。

特に、「まだ顕在化していない課題」を持つ層にリーチできる点は、他の施策にはない大きな価値です。

・セキュリティ領域で提案精度を高めたい
・CxO層との商談を前に進めたい
・リードはあるが案件化に課題がある

といった企業様にとって、有効な機会となります。

実際に参加企業からは「最も良かったラウンドテーブル」との評価もいただいています。

参加したエグゼクティブからも高い評価

これまで協賛企業として参加いただいたエグゼクティブの方々からもコメントをいただいています。

なかでも、これまで30回以上ラウンドテーブルに参加してきた、Rubrik Japan 高山社長からは
「これまで参加したラウンドテーブルの中で最も良かった」
という評価もいただきました。

実際にどのようなCxOが参加し、どのようなテーマで議論されているのか、以下よりご覧ください。

ラウンドテーブル、参加したエグゼクティブからも高い評価

▼これまでの開催実績・参加企業一覧・今後の開催予定につきましては、以下資料をご覧ください。

エグゼクティブ・ラウンドテーブル開催実績一覧

SBクリエイティブでは、年間42本の大型リアルセミナー・オンラインセミナーの開催を計画しており、
一部セミナーでラウンドテーブルの併催を予定しています。(CIOラウンドテーブル・CDOラウンドテーブル、CxOラウンドテーブルを開催予定)

 

本企画は、経営層・CxO・部門責任者を対象に、少人数・非公開形式で実施する特別プログラムです。
他社エグゼクティブと同一テーマで率直に議論することで、一般公開型イベントでは得られない、深い対話と質の高い関係構築を実現します。
協賛企業にとっては、意思決定者と同じ文脈・論点を共有する体験そのものを価値として提供できる点が特長です。

ビジネス+IT/Seizo Trend/FinTech Journalでは、セキュリティ・DX・製造・金融をテーマとしたラウンドテーブルを計12回開催し、120名以上のエグゼクティブにご参加いただいています。

これまで、どんな議論がされたのか?ラウンドテーブルを開催する際の秘訣は?
気になる方は、弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。

イベント名
開催月
(予定)
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原島 望
原島 望
SBクリエイティブ株式会社 BIT事業本部 営業部 部長 2003年 ソフトバンク メディア&マーケティング(株)入社。ソフトバンク パブリッシング(株)広告局にて、ゲーム・エンタメ・モバイル雑誌・Webメディアの広告営業に従事。PC・インターネット雑誌、エンタープライズ雑誌の担当を経て、Webメディア「ビジネス+IT」の立ち上げに携わる。年間1,800件のセミナー・リードジェネレーションの企画・集客に携わり、BtoBマーケティング、プロモーション支援を行っている。 各種SNSでも情報を発信しています。ぜひお気軽にフォロー・つながり申請をお願いします。 https://r.sbbit.jp/51/Linkedin https://r.sbbit.jp/51/Eight